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市川紫音

​Shion Ichikawa

美術学校時代、シュルレアリスムの美学や作風に出会い、強く傾倒する。
絵画制作を始めた直後は、以前から持っていた人間的本質から離れすぎた社会や他人に対する疑問や怒り、自身に対するニヒリズムをやや直接的に描いた諷刺をシュルレアリスムの様式に溶かしたペン画を描いていたが、徐々に諷刺は抜けていき、間接的に、と言うよりは詩的に、正統シュルレアリスムを目指していくようになる。
画材もアクリル絵具に変転した。
画家と言う括りに縛られる事を嫌い、文学や思想にも活動の幅を広げている。
特に詩は絵画では表現しきれ無い美学と自己を表現し得る重大な芸術的手段であると考えており、こちらはやや諷刺時代を思わす直接的表現から難解な超現実的表現まで幅広いが、強いメッセージ性と独特で詩的な言い回しの文学性の兼ね合いに於いて、特徴的であると言える。

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